2008年3月に閉校となった中条工業高校(村上市長政)の跡地利用で、荒川商工会が進めてきた誘致活動によってこのほど、地元企業を含む3社の買収が決まった。
約5万平方メートルにおよぶ広大な敷地は、校舎棟を中心とした2万1220平方メートルを食品製造業の「まるこう食品」(高橋幸一郎社長)=市内坂町=、大・小の体育館と武道館部分7093平方メートルは板金加工や電気機器部品の製造を展開している「ワイテム」(山田在敬社長)=同長政=、2万1834平方メートルあるグラウンドは、隣接する三幸製菓(本社新潟市・佐藤裕紀社長)の系列会社「マルカサトウ」が取得した。
(続きは本紙で) [2010年2月21日号] |
[写真/まるこう食品の工場となる平屋校舎。教室として区切られていた壁は取り除かれ、空調、温度、衛生管理などの最新設備を備えた生産レーンとして生まれ変わる]
|