良寛自筆の六曲一双屏風か 関川村で「わが家の家宝展」
良寛自筆の六曲一双屏風か―。関川村内の家々に伝わる貴重な資料を展示する「わが家の家宝展」が、同村下関のせきかわ歴史とみちの館で開かれている。
12幅の掛け軸や刀(脇差)、銀の装飾が施された磁器、渡辺家ゆかりの七五三の着物など計16点を展示。中には、良寛自筆と思われる六曲一双の屏風も。同館によると、良寛は米沢街道を通って米沢に旅したことが知られており、その際村内の寺に宿泊したお礼に書いたものではないかと推測されるという。
同館では「貴重な作品の数々を多くの人に見てもらい、村の歴史を知ってもらうきっかけになれば」としていた。同展は3月8日㈰までで、観覧無料。問い合わせは、同館☎(64)1288へ。