チューリップの球根圃場で花摘み体験 村上市荒川地区の児童ら JA北新潟

村上市荒川地区の特産である球根の生産や地域農業に興味を持ってもらおうと、JA北新潟は17日、地元の小学生を対象に胎内市桃崎地内のチューリップ畑で花摘み体験を開いた。
同JAが2017年から行っている事業で、今年が9回目。この日は、地元の保内小学校と金屋小学校の3年生児童約60人と同JAの職員、球根部会のメンバーらが参加した。
球根圃場は約30㌃、レッドインプレッションの真っ赤なチューリップ約10万本が咲き誇る。児童たちは、はじめに小川総治球根部会長やJAの担当者から、花摘みは球根を大きく育てる大切な作業であることや、上手な花のもぎ取り方などを学んだ。
続いて児童たちはグループに分かれ、「かわいい花」「とてもきれい」などと歓声を上げながら、チューリップの花の下をつまんでていねいに摘んでいき、次々とビニール袋に入れて笑顔で持ち帰った。