関川村と東急不動産が風力発電事業推進と地域活性化連携協定を締結

関川村内で風力発電事業に取り組む東急不動産(東京)と同村が先月24日、連携事業に係る協定を結んだ。事業を推進するとともに、協力して地域活性化にも取り組む。
同社は、「わかぶな高原スキー場」跡地で、稼働時期は未定だが、最大計11基、最大出力約47㍋㍗の風力発電施設の建設を計画。
協定書などによると、①事業の推進及び地域エネルギー会社との連携②村の魅力発信、地域振興、交流人口の拡大③地域資源・人的リソース等の利活用④村内の児童生徒への再生可能エネルギー教育プログラムの実施⑤事業地周辺の観光設備整備及び開放―などについて連携して取り組んでいく。
同村役場で行われた協定締結式で協定書を交わした同社環境エネルギー事業本部の根津登志之本部長は「村民と一緒に何ができるか考え、地域発展に寄与できれば」、加藤弘村長は「民間の目線で村の課題解決に向けてアドバイスいただきたい」と期待していた。