医療職へ新たな一歩 新潟リハビリテーション大学で卒業式

村上市上の山にある新潟リハビリテーション大学(山村千絵学長)で7日、今年度の卒業式が開かれ、医療学部卒業生45人と大学院リハビリテーション研究科修了生14人が新たな一歩を踏み出した。
卒業したのは、医療学部リハビリテーション学科(45人)の理学療法学専攻25人、作業療法学専攻10人、心理学専攻10人と、大学院リハビリテーション研究科リハビリテーション医療学専攻(14人)の心の健康科学コース4人、運動機能科学コース6人、言語聴覚障害コース2人、高次脳機能障害コース2人。
式典では、保護者や教員らが見守る中、山村学長から学生一人ひとりに卒業証書と学位記が手渡され、山村学長は告辞で「本学で学んだ皆さんは、人と接する際に相手の心を読み取って共感し、優しく温かい心を通わせることができるはず。これまで培ってきた知識、技術、そして優しさや思いやりをさらに成長させ、どんな場面でも決してあきらめないで挑戦を続けてほしい」と呼び掛けた。
また、成績優秀者などに贈られる学長賞など各記念賞の表彰もあり、卒業生を代表して答辞を述べた高橋莉湖さん(作業療法学専攻)は「出会いを大切にしながら、日々努力し、医療専門職としてそして一人の人間として成長していきたい。私たちはこれから大きな未来へ向けて羽ばたいていく」と誓った。
