「ものづくり」通じ交流 「だすけ村上」が体験フェス 手芸やクラフト、食など25ブース

「だすけ村上」主催の「ものづくり体験フェス」が先月23日、村上市のマナボーテ村上で開かれ、多くの家族連れなどが訪れ、手芸やクラフト、食などさまざまな体験教室を楽しんだ。
降雪などのため家にこもりがちになり、屋内外のイベント等も少ないこの時期に、子どもからお年寄りまで多くの人にものづくりを通して楽しんてもらおうと、「だすけ村上」(富樫裕子代表)が初めて開催した。
会場では、市内の事業所や団体などが約25のブースを構え、来場者たちはアクセサリーづくりやまゆ玉を使ったお雛様、羊毛フェルト、筆文字、村上木彫堆朱、アイシングクッキーといった手芸や工芸、クラフト、食など地域のさまざまなものづくりを体験。館外には、カレーやクレープなどのキッチンカーも軒を連ねた。
市内の60代の女性は「手芸が好きで、共通の話題で盛り上がり楽しかった」と笑顔。富樫代表は「特にお年寄りからの反響が良く、たくさんの人に来場してもらえてうれしかった。さらに内容をブラッシュアップして、来年以降も継続して開催していきたい」と話していた。

