スケートボードで交流深め 韓国選手と地元小学生ら 村上市スケートパーク

村上市内で強化合宿を行っている韓国のスケートボード選手らと地元小学生が12日、市スケートパークで滑りを教わりながら交流を深めた。
韓国選手たちは、2019年度に山形県寒河江市を通じて村上市と交流が始まったことをきっかけに、継続的に合宿を張り、今回が6回目。この日は、韓国スケートボードチームのキムヨンミンヘッドコーチをはじめ、クァクミンジ(17)、イロウン(13)、イヘソル(10)の3選手と、村上小4年生35人が参加した。
ヘルメットやプロテクターを身に付けた児童たちは、韓国選手や日本スケートボーディング連盟のコーチらから、スケートボードの乗り降りや進み方などを教わり、コツをつかんだ児童は一人で坂を滑れるまでに上達。また、ボルダリングや木の棒を投げてピンを倒し得点を競う北欧フィンランド発祥のスポーツ「モルック」も一緒に楽しんだ。
同小の剣持和樹君(10)は「きちんと教わって滑ったのは初めてだったけれど、難しかった。また挑戦して上手になりたい」と笑顔。 クァクミンジ選手は「村上には初めて来たけれど、静かで過ごしやすい。スケートパークの規模も大きく、練習環境も良い。技の強化をメインに練習を頑張りたい」と話していた。

