SNS型ロマンス詐欺で村上市の20代女性が23万円被害 村上署
SNS(交流サイト)型ロマンス詐欺被害にあったとして、村上市の20代女性が9日までに村上署へ被害を届け出た。
同署によると、8月下旬に女性のSNSをフォローしてきた外国人男性を名乗る相手と知り合い、別のSNSに誘導されて1週間ほど交信を重ねたところ、相手から「あなたの励ましのおかげで仕事がうまくいった。お礼にプレゼントを贈る」と言われ、女性は承諾。ところが、配送業者を名乗る別の相手からメッセージが届き、「配送の費用を受け取らなければプレゼントは郵送できない」と費用を請求され、女性はコンビニで電子マネーカード10万円分を購入してコード番号を送信した。その後もさらに費用を要求され、計23万円分を支払った。さらに「調べたらプレゼントの中身は現金だと分かり、このままだと警察に逮捕される。そうならないために諸費用で100万円が必要だ」と言われ、外国人男性を名乗る相手からも支払いを促されたため女性が不審に思い、警察に相談したところ詐欺被害だと分かった。