村上市の山熊田集落に伝わる「しな織」を探訪するツアーの一行約40人が21日、同集落の「さんぽく生業の里」(國井千壽子支配人)を訪問した。
ツアー参加者の多くは、芭蕉布や葛布など、「自然布」と呼ばれる生地製造などに携わっており、同じく自然布の属する「しな布」の製法に興味が集まった。今回のツアーに併せて、自然布を集めた特別展示会も開催。静岡県の大井川葛布や沖縄県の宮古上布など貴重な布が製品とともに展示即売され、ひときわにぎわいを見せた。(続きは本紙で)
[2010年11月28日号] |
[写真/生業の里スタッフから製法などを熱心に教わるツアー参加者] |