村上市安良町にある老舗和菓子店・酒田屋が発売している、クリームのような滑らかな口溶けが楽しめる「新潟半熟カステラ」が話題を呼んでいる。
カステラの原型とされる、ポルトガルのパァン・デ・ローを再現したもので、同店の日下拓さん(35)が昨年から準備を進めてきた。外はしっとりふわふわ、中は濃厚な半熟感が出るよう試行錯誤してきた生地は、卵の黄身をふんだんに使用しており、一番気を使うという焼き加減は、30秒ずつ窯から出す時間をずらして理想のタイミングを探し出した。
(続きは本紙で) [2010年9月26日号] |
[写真/卵黄をふんだんに使用した新感覚のカステラ] |