今年で10回目の節目を迎えた城下町村上「町屋の屏風まつり」が10日、市中心部の旧町人町一帯で開幕した。参加する61軒には伝統の屏風や民具などが並び、連日、趣きある町屋に多くの観光客が訪れている。
展示されている屏風の多くは、かつて、羽黒神社(江見尚行宮司)の例祭「村上大祭」などで玄関に立てられてきたもの。今回、「大祭も屏風まつりも街の人の総意で動いてきた。今も暮らしの中にあり、ルーツとなるこの神社を知ってもらう機会にしたい」と、同神社が初参加しており、普段は見ることのできない拝殿を公開している。(続きは本紙で)
[2010年9月19日号] |
[写真/入り口正面に掲げられている2対の天狗は圧巻だ=羽黒神社] |