県北の河川と周辺海岸にある不法係留船舶の解消を目的に、国や県、漁業関係者でつくる「県北地域河川等船舶利用適正化協議会」がこのほど、不法係留が確認されている荒川の河口右岸、左岸、乙大日川に重点を置く実施方針をまとめた。
今後は、船の所有者や団体と話し合いを進め、警告文書の送付や係留禁止の看板を設置し、区域内にある荒川マリーナなどの施設への移動を求めていく考えだ。
公共の場である川の私物化や騒音、漁業への支障など、さまざまな障害が交差している不法係留問題。乙大日川が流れる村上市(荒川)の海老江集落では、取り締まりの要望の声が住民から上がっている。(続きは本紙で)
[2008年10月5日号] |
[写真/海老江区が立てた看板の後ろには、船の所有者が設置した単管パイプの係留場が並ぶ]
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