古いタンスから防空用電球見つかる
村上市小町の平山保男さん(62)宅から、第2次世界大戦当時に使われていた「防空用電球」が見つかった。
この電球は、約65年前の理研真空工業製で、戦時中、アメリカ軍の戦闘機が飛来してきたときに、明かりが拡散しないように電球の先だけが光るように工夫されている。終戦後は使う機会がなく、ほとんどが廃棄され製造も中止された。
見つかったのは平山さん宅の古いタンスの中。品名は「リーランプ」。段ボールのパッケージに包まれたまま新品で残っており、フィラメントも切れず今でも点灯する。(続きは本紙で)
[2008年8月10日号]
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[写真/先だけが透明で回りは灰色に塗られた防空用電球]
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