新市のごみ指定袋は“黄色”に
新村上市でのごみ分別は―。新市では、住民の生活に直接関係する家庭ごみの処分も1つの行政区として管理されることになるが、可燃不燃ごみの「ごみ指定袋」は新市の物に改められる。かねてから検案されてきたごみ分別品目の統一は見送られることとなり、住民の混乱も少しは軽減されそうだ。
ごみの分別については、昨年の合併協議会設立時、合併期日までおよそ1年に迫っていたため、4月からの統一は「回収方法や収集日なども大幅に異なるためまだ時間が必要」、「住民の戸惑いを軽減するには、経過措置が不十分」などの理由から実現しなかった。村上市市民生活課生活環境室の宮村勉主査は「委託業者も地域によって異なり、回収日や品目を多いところに合わせるだけではコスト面に問題が出る。長い期間で考えていかなければ」と説明している。
新市のごみ指定袋は、規格、値段ともに変わらず、「大」が80×65センチで一枚35円、「中」が70×50センチで一枚25円、「小」が60×35センチで一枚15円。袋の色は、カラス除けに効果があるとされる黄色で文字は黒で印刷。いずれも20枚入りで販売する。(続きは本紙で)
[2008年3月2日号]
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