村上新聞

村上新聞は村上市・岩船郡を中心とした地域新聞です（毎週日曜日発行）

日沿道荒川ＩＣ～村上ＩＣ、今秋工事ピーク

　日本海沿岸東北自動車道（日沿道）の荒川インターチェンジ（ＩＣ）～朝日ＩＣまでの20・4キロは、06年度から国と県で建設費を負担する新直轄方式となり、東日本高速道路から国土交通省に引き継がれた。荒川ＩＣから、神林村上助渕の国道7号交差個所までの12キロは事業費402億円で新潟国道事務所が、その先、朝日ＩＣまでの8・4キロは同200億円で羽越河川国道事務所が施工している。荒川ＩＣ～村上ＩＣ区間の工事着手率は78％で今秋、工事のピークを迎える。

　建設区間の大部分が平坦な水田地帯で、「高盛土構造」と呼ばれる施工方法となっており、村上ＩＣと、県が施工する山居山南側を通る県道岩船港線工事の建設現場から出る山土を使用している。使用予定総量は「東北電力ビッグスワン」約１杯分強となる約230万立方メートルとなっている。

　その一方で、神林村役場裏一帯は地盤が弱いため、地元の強い要望を受けて百川、石川、羽越本線をまたぐ1450メートルの大型高架橋を建設する。すでに完成した521メートルの荒川橋も含め、区間の全橋長は2708メートルに及ぶ。（続きは本紙で）
[2007年7月29日号]

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